12月7日 企画総務委員会

◆委員(井上ノエミ) 
 人権尊重のまちづくり条例を制定する考えに基本的に賛成です。
 人権を尊重する社会をつくることは大変重要です。特に、条例をつくることにより、区民が人権について考えるよい機会になると思います。特に子どもたちに、人権の大切さや差別について学んでもらいたいと思います。そうすれば、学校でのいじめもなくなると思います。
 ヘイトスピーチについては、差別的な言動ですから条例の中にも入れるといいと思います。ただ、陳情者が期待している、声などを区の施設で禁止するなどの実効性のある対策や罰則ができるかどうかは、大変難しい問題だと思います。

○委員長(沖山仁) 
 委員会を再開いたします。
 休憩前に引き続き議事を進めます。
 ただいまの報告に関するご質疑、ご意見については、はじめに、大学誘致の進捗状況等について承り、次に、指定管理者制度のあり方の検討状況について(中間報告)及び指定管理施設の運営状況等についての2件を一括して承り、最後に、錦糸土木事務所跡地活用について承ります。
 はじめに、大学誘致の進捗状況等について、何か、ご質疑、ご意見はありませんか。

◆委員(井上ノエミ) 
 大学誘致についてですが、専門職大学には土地を50年間貸すわけです。大学ですので、相場の半額にすることは理解できます。当面は月に118万円ですが、これは定期的に見直していくことになると思います。地代の更新はどうなるのか、伺います。

◎企画経営室参事(郡司剛英) 
 iUの賃料の改定等についてのご質問でございます。
 詳細な契約内容は現在協議中ですが、本契約におきましては、相続税路線価の変動率というのがありますので、そういったことを基に3年ごとに協議の上、改定することができるといった規定を設ける予定です。

◆委員(井上ノエミ) 
 千葉大学ですが、こちらは月に229万円で建物を貸します。この金額は大学にとって安い金額ではないと思いますので、適正だと思います。建物の修繕費等維持管理に関しては、誰が負担することになるのでしょうか。修繕費はかなりお金が掛かる場合がありますが、どのように考えているのか伺います。

◎企画経営室参事(郡司剛英) 
 建物につきましては、大家として墨田区のほうで負担すべきもの、例えば法定点検、消防点検、エレベーターの点検等は区が行うこととしています。ただ、1棟一括貸しですので、そういった意味では、通常の維持管理に伴う警備、清掃、それから光熱水費、そういったものは千葉大学側が負担するという形です。

◆委員(井上ノエミ) 
 専門職大学も千葉大学も相当の区民の税金を使っています。その分、区民にとって役に立つ大学になってもらいたいと思います。専門職大学に関しては、生涯教育を支援してもらいます。千葉大学に関してはどのような協議をしているのか伺います。

◎企画経営室参事(郡司剛英) 
 千葉大学は、先ほどもご説明いたしましたが、driという組織を新設いたします。そのdriという組織を通して全10学部にアクセスするような取組、その中でも今協議しているところにつきましては、建築デザイン、あるいはイメージング、それから予防医学、そういった各分野で実のある取組ができる形で協議を進めているところです。